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<第1次 小名浜生協病院支援チームよりの報告>

~もっと支援を、そして元気をもらった~
4月11日より 川口さん、森さん(川崎協同病院看護師)が福島県いわき市の小名浜生協病院に業務支援に入っています。

小名浜生協病院のサイトはコチラ

(看護師 川口発)いわきは、私たちが来てからというもの、震度6以上の直下型地震があり、断水や、停電を繰り返しています。病院も、断水、停電で、特に一昨日の停電は深夜まで復旧しなかったので、レスピレーター、ナースコール、離床センサー、モニター類や、もちろんエレベーターも止まったままでした。 その期間も、現地の看護師のみなさんは看護現場に入っています。看護師さん自身が被災者なわけで、自宅や家族のことが心配でならないと思います。

川崎医療生協大震災対策ニュースNo.26_d0231168_437264.jpg
(写真は『応援ありがとうニュース』より)(看護師 森発)小名浜生協病院の療養病棟で支援しています。20人以上が経管栄養の患者さんで、介護度が高い患者さんが多いです。震度6の経験は生まれて初めてであり、緊張が走りました。震度4程度は毎日起こっています。

1日ダブルでついてくれた男の看護師から、「うちは断水していないから、お風呂どうぞ」と誘われた。風呂だけではなくその夜は夕食もごちそうになった。支援にいっているのにこちらが暖かい気持ちになった。

食事は3食とも栄養科でまかなってくれ、夕食分はお弁当にしてくれる。なんとありがたいか。病院では水が出ないので手洗に困る。ペットボトルの水かお茶をあけて、もったいないので2人で手を出して洗っている。

*現在、川口看護師は2週間の支援に入っています。

<4/13より福島県の浜通り医療生協へ「水支援」物資の募集を開始しました!>

ペットボトル(2リットル入り)未開栓のもの
5月15日までに目標1,000本!

◆物資の送り先◆
〒210-0804川崎市川崎区藤崎4-21-2 4階 
川崎医療生協本部 震災対策本部行
# by kawasaki_kyodo_hp | 2011-04-20 04:53 | 支援報告
<医療福祉生協連より>
4月11日の余震により福島県の浜通り医療生協が再び断水となりました。
断水の長期化が予想されます。
水の支援をお願いいたします!

◆募集物資◆
飲料水1人1本(未開栓のペットボトル2リットル)
※ご自宅に余っているものがありまし たら、ぜひご協力ください!
目標 1,000本 です。

◆物資の持込場所◆(お近くの川崎医療生協の事業所まで)
川崎協同病院/協同ふじさきクリニック/大師診療所/京町診療所/
セツルメント診療所/坂戸診療所/久地診療所/あさお診療所

◆物資に関する問い合わせ先◆
川崎医療生協 組織部 TEL:044-266-7532

◆物資の送り先◆
  〒210-0804
 川崎市川崎区藤崎4-21-2 4階
 川崎医療生協本部 震災対策本部行
# by kawasaki_kyodo_hp | 2011-04-14 02:26 | 支援物資
川崎医療生協大震災対策ニュースNo25_d0231168_2395911.jpg

















今後の被災地支援の方向性について(4/1)
被災地支援は県連で分担して継続します。
1.神奈川・川崎からの支援は、複数を基本に1人は事務系(中堅~)が担う。 
2.川崎や神奈川単独での交通確保は行わず、今後は、全日本民医連のバスを利用する。
3.支援の日程は神奈川民医連から要請された出発日を基本とする。
ただし、介護は1週間での要請のため、帰りは別になることもあります。
4.物資については、支援者自身の必要な生活物資にとどめていただくこととします。
5.職種について 、 ◎事務、○SW、○介護、○看護、○リハセラピストの中心に選出 。
医師は、県連的に検討すること。
家庭医療の医師は、別途、家庭医研修とのかかわりで検討中です(独自の動きになります)
6.日程   
7次支援   4/17日~21木
  8次支援   5/ 2月~6金  
7.支援先  全日本民医連で岩手、宮城、福島の支援県を設定し、支援範囲を拡大していっています。
 神奈川民医連と川崎は、宮城が中心ですが、福島の小名浜生協病院への支援も開始します。
○ 坂総合病院    … 避難所訪問、地域訪問
○ 長町病院     … 病棟支援、地域訪問(検討中)
○ 松島海岸診療所… 地域訪問
○ 宮城野の里    … 福祉避難所への支援

○ 福島・小名浜生協病院… 医療機能維持、原発事故避難者への支援など 看護部中心

福島からの避難者が来院されました! 
福島から、こどもや友人を頼り、坂戸診療所の近くに避難されている方が、当院に来院されています。3月30日までに、4人の患者さんが利用されました。『いままで飲んでいた薬が無くなった』。息子さん宅に避難されてきた方は、「30㎞以内に住んでいた。家に戻れなくなるのでは」との不安をもっている。友人宅に住んでいる方も、同じような不安がありました。(坂戸診 小林)

支援者のまとめ会議を行います
3次~4次支援者(4/6水 17:00~) 

被災地ではない被災地周辺地域の方のための震災ストレスケア

法人カウンセリング 毎週水曜午後 ふじさきクリニックの予約センターで受付中
精神科女医が薦める心のデトックス&コーチング・カウンセリングmedical-life.jugem.jp
     
節電・節水に努めると共に、日常の活動はしっかりやっていきましょう

# by kawasaki_kyodo_hp | 2011-04-04 23:18 | 支援報告
遠井先生(第5次宮城支援チーム責任者)より
『ふりかえり』報告
先日帰宅しました。
現場は日々変化しております。第5次支援隊が坂総合病院を訪れたときは、全国各地の医療生協
からの支援がきているため、医師はむしろ過剰な状態でした。

  24日、医療支援チームは、過剰のため非医療チームに参加。途中で診療も加わりましたが、むしろ
医療以外の役割が多かったと思います。

25日は、地域訪問に出ました。支援が行き届いていない本当に小さな避難所。1体育館あたり10人規模のところもあります。2ヶ月の子供が、沐浴もできずに経過。若いお母さんはやや育児放棄。 同じくらいの赤ん坊がいる家族もいましたが、こっちの家族は、『お風呂は使えるが、家にひびが入ってきているため避難している』と。
こちらの家族に頼んで、子供だけでもお風呂に入れるよう仲立ち。研修医を中心に素晴しい支援ができました。

 非医療チームとして、聴診器すら持たずに避難所をまわっていたときに、意外と多くの相談をされました。風邪や胃腸炎もそうですが子供の体調の事、ミルクの事、高校生の巻き爪の事、子供の湿疹、家族の体調などなど・・・・・、 本当にたくさんの相談をされました。フィールドはまさに普段の家庭医としてのフィールドでした。自分たちは今こそ必要とされていると感じました。

 現在は、急性期医療の医療は落ち着き始めており、継続的な医療が求められてきていると思います。

毎日違う支援者が避難所に行くので、『昨日持って来てくれると言っていた物を、今日、持ってきてくれなかった』などの問題が起こっています。今後は長期的な滞在(最低1週間)をした上で、継続した支援が必要と感じました。

また医療と同時に日常のケアや、今後の生活の相談などが求められてきています。
医療者、特に医師は医療以外の活動が求められる機会が増えています。

自分が『何ができるかではなく、相手が何を求めていて、どう答えられるか』を意識する必要があります。
ぜひ、現地のニーズ調査をして、そのニーズに答える支援を継続していただければと思います。


第6次宮城支援チームから続報!
 今日の支援は、避難所回り。別チームの看護師さんが『返事のしっかりした元気な青年が、PTSDであった』との報告。見た目では分からない、落ち着いてきたように見える現地ですが、
緊張を覚えます。古田さんは、午前・午後ともよく動いていました。ちょっと手持無沙汰そうでした。                                  (医局會田発)
# by kawasaki_kyodo_hp | 2011-03-29 23:23 | 支援報告
震災募金とかわいい励ましの手紙が入っていました!
川崎医療生協大震災対策ニュースNo22_d0231168_22134758.jpg
第2次支援に城谷事務長、第3次支援に鼻田看護師長、そして第5次支援に遠井所長とわが身を省みずもてる力を出し切っている?!セツルメント診療所からの報告。
窓口に置いあった震災のカンパ箱のなかに、お子さんからのかわいい励ましのお手紙がありましたので紹介します。(川崎セツルメント診療所 城谷)
 法人全体ではもう時期250万円に達成ます。支援の輪をひろげよう!

                              

中原の健康まつり会場に、いわき市の被災者が参加されました。

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川崎医療生協大震災対策ニュースNo22_d0231168_2215555.jpg







3月27日(日)晴天のもと三色すみれ(中原診療所建設委員会)主催の健康まつりを行いました。
「靴ずれがひどくバンドエイドないですか?」と年配のご夫婦が立ち寄られました。
山村看護師が対応し、血圧チェックもしました。
ご主人が「大津波でやられて、知り合いを頼っていわき市から来ている」とのこと。
「経営していた工場が流され、再建には1億円がかかる」。
「川崎の知り合いのお宅に3日の予定が、2週間になっている」
また、美空ひばりの歌で有名な『塩谷岬』も大津波で被害を受けたそうです。

第6次宮城支援チームから報告!
 今日の支援は、避難所回りでした。
医師二人、看護師二人、それ以外の職種二人の計六人前後で訪問。
古田さんと別行動。医師は診察と処方、看護師は診察介助と足浴などの処置が主な支援です。
事務やその他の職員は、ドライシャンプーで髪を洗ってあげたり、話し相手になってあげたり、
色々なかたちの支援があります。医学生は事務と一緒に、避難所か地域を回ることになります。
子どもたちとドッジボールをやったり、掃除をやったり、最初の支援とは内容が変わってきています。男性用の下着が不足しているとのことで、避難所に持っていきたくても持っていけないのが残念です。 大阪の済生会の医師が3人、22日から29日まで8日間支援に入るそうです。!
(医局會田)
 PS.一青窈さんのメッセージ、坂総合病院に対策本部に貼ってありました~
# by kawasaki_kyodo_hp | 2011-03-28 22:20 | 支援報告